政権交代と株価上昇 マネーゲーム

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今日は午前の株価が11,462で引けて前日より200円以上、上げているようですね。

思えば去年の12月に衆議院議員選挙があって民主党から自民党へ政権交代したわけですが、そのころの日経平均株価が9500円くらいでしたから10％以上上げているわけですね。

その12月の選挙の際に自民党の安倍さんが金融緩和による円安誘導を示唆していました。あのとき、景気の閉塞感やチャイナリスクなど、民主党への不満の高まりで政権が交代するのはほぼ確定していました。

つまり、選挙⇒政権交代⇒円安⇒株価上昇！　　このシナリオが12月の時点で出来上がっていました。マネーゲームをするならこんなチャンスは10年に1度のタイミングだったのではないでしょうか？

たとえば日経平均株価を指標にしたファンドを12月に買っていたら10％以上の値上がり。たとえば100万円の投資で約10万円返ってくることになります。

しかしながらこの流れが分かっていながら乗り遅れ、悔しい思いをしている人は多いのではないでしょうか？
ま、私もそのひとりですが・・・。

もしかしたら『今からでも遅くない』と意気込んでいる方もおられる方がいるかもしれません。私個人的にはここからの株価の動きはどうなるか全くの未知数で正にギャンブルだと思います。

この勢いでさらに上がるかも知れないし、何か予想もしていなかったようなマイナス要因が出てきて暴落するかもしれません。

自分の資産を守るというのは、投資をして利益を出すこと以上に大切なことだと思います。人間は『あのときやっていれば良かった！』という後悔が、何かをやらかして失敗した時よりも強く記憶に残ると言われています。（異性に告白するのもこんな感じでしょうか。）

投資に関していえば、世界情勢が不安定な今、勝算が低いことには敢えて挑戦せずに辛抱することも大切かもしれませんね。

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タグ：政権交代と株価上昇